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発注(発注明細をCSVでまとめて取り込む)

この章でできること メーカーへの発注の明細(どの商品を何カートン頼むか)を、スプレッドシートでまとめて入力し、アプリへ一度に取り込みます。新しい商品を扱うときは、先に商品マスタへ登録します。

対象者: 商品管理担当(md dept) この操作の前に必要なこと: 発注する商品が商品マスタに登録されていること(未登録なら 1-1 から) 所要時間の目安: 約 10分(明細の件数による)

いちばん大事なこと:必ず「CSVを書き出す」メニューから CSV を作る

スプレッドシートの「ファイル → ダウンロード → カンマ区切り形式」で CSV を作ると、入力用のタブがそのまま CSV になります。この CSV を取り込むと、発注先・発注元・倉庫が会社名のままアプリに入り、受注表などでメーカー名が空欄になる不具合が起きます(過去に実際に起きています)。 CSV は必ず、メニューの 「データ変換」→「発注明細CSVを書き出す」(商品マスタは「商品マスタCSVを書き出す」)で作ってください。


全体の流れ

順番 やること 場所
① 新しい商品を商品マスタに登録する(新商品があるときだけ) 入力用スプレッドシート → アプリ
② 発注データ(発注の親)を作る アプリ
③ 発注明細を入力用タブに入力する 入力用スプレッドシート
④ 「発注明細CSVを書き出す」で CSV を作る 入力用スプレッドシート
⑤ CSV をアプリに取り込む アプリ
⑥ 取り込んだ明細を確認する アプリ
⑦ 確認を受けて、発注書を作成する アプリ

入力用スプレッドシートは「発注アプリ_csv入力用シート」です。開くと、上のメニューに 「データ変換」 が出ます(出ていないときは、一度スプレッドシートを開き直してください)。

スプレッドシートの上のメニューに「データ変換」があり、画面の下のタブに「商品マスタ_入力用(DLしない)」「発注明細_入力用(DLしない)」と、それぞれの「_csv出力用」のタブが並んでいます。

タブの見分け方

  • 「_入力用(DLしない)」のタブ: 人が入力するタブです。ここはダウンロードしません。
  • 「_csv出力用」のタブ: メニューを実行すると、会社名を ID に変換した結果が自動で入るタブです。人は触りません。

1-1. 新しい商品を登録する(商品マスタ)

新しい商品を発注するときは、先に商品マスタへ登録します。すでに登録済みの商品だけを発注するときは、この手順は飛ばして 1-2 へ進みます。

操作手順

  1. 「商品マスタ_入力用(DLしない)」タブを開き、空いている行に商品を入力する

    商品名・原材料・発注先・JANコードなどを入れます。

    入力が終わると、その行には商品名・発注先・JANコードなどが入り、英語名とカテゴリーの欄だけが空いている状態になります。

    • 発注先は、会社名やコードのままで大丈夫です。 書き出すときに自動で正しい ID に変わります。
    • ケースサイズ(縦・横・高さ cm)と重量(kg) は、分かれば入れます。貿易書類で使います。メーカーの回答待ちなら空欄でもかまいません。
    • 商品名(英語表記)とカテゴリー(英語)は空欄のままで大丈夫です。 次の手順で自動で入ります。
  2. メニュー「データ変換」→「商品マスタCSVを書き出す」を押す

    「商品マスタ_入力用(DLしない)」タブを開いたまま押してください。ほかのタブを開いていると「『商品マスタ_入力用』シートを開いた状態で実行してください」と出て止まります。

    メニューの「データ変換」を開くと、「商品マスタCSVを書き出す」が並んでいます。

  3. 自動で英語名・カテゴリーが入り、CSV の書き出し画面が出る

    少し待つと、右下に「AI生成: ○ セルを自動入力しました」と出て、空欄だった英語名とカテゴリーが入ります。続けて「CSVの書き出し」という画面が出ます。

    書き出しがうまくいくと、画面に「○行を書き出しました。マスタとの照合はすべて通っています。」と出て、ダウンロードのボタンが表示されます。

    • 画面の 「商品マスタ_(日時).csv をダウンロード」 を押すと、CSV がパソコンに保存されます。
  4. アプリの商品マスタで CSV を取り込む

    アプリの「マスタ一覧」から「商品マスタ」を開き、上の「CSV一括取込」ボタンを押して、保存した CSV を選びます。

    商品マスタの一覧の上のツールバーに、「CSV出力」「追加」と並んで「CSV一括取込」があります。

  5. 取り込まれた商品を確認する

    商品マスタに新しい商品が並び、その商品を開いたときに「発注先ID」の欄にメーカー名が出ていれば完了です。

    一覧で商品を開くと、画面の右側に詳細が出ます(詳細の題名はその商品名です)。


1-2. 発注データを作る(アプリ)

明細を取り込む先になる「発注データ」(発注の親)を、アプリで先に作ります。

操作手順

  1. 発注データの一覧で、新しく追加する

    アプリの「発注データ」を開き、「+ 追加」ボタンを押します。

    「+ 追加」ボタンは、発注データの一覧の画面にあります。一覧の左側には「発注作成中」「納品前・一部納品」「納品完了」のまとまりが並んでいます。

  2. 発注先・倉庫・締切日・納品予定月・担当者を入れて保存する

    「+ 追加」を押すと入力画面が開くので、発注先・倉庫・締切日・納品予定月・担当者を入れて保存します。

    • 納品予定月は、あとで取り込む明細に自動で引き継がれます。
    • 発注日は入れません。 発注書を作成した日が自動で入ります(1-5)。
  3. 発注ID を控える

    保存した発注データを開き、発注ID を確認します。次の手順で、明細の「発注ID」の欄に入れます。

    一覧で発注データを開くと、画面の右側に詳細が出ます。詳細の題名がその発注IDで、詳細のいちばん上にも「発注ID」の欄があります。


1-3. 発注明細を入力して CSV にする(スプレッドシート)

操作手順

  1. 「発注明細_入力用(DLしない)」タブを開き、明細を入力する

    1行に1商品ずつ、発注ID・商品ID・数量(カートン)などを入れます。

    入力が終わると、発注ID・商品ID・数量の列が埋まり、発注先・発注元・倉庫の列には会社名が入った状態になります。

    • 発注先・発注元・倉庫は、会社名やコードのままで大丈夫です。 書き出すときに自動で正しい ID に変わります。無理に ID を調べて入れなくてかまいません。
    • 納品予定月・納品予定日もこのタブで入れられます。納品予定月を空欄にすると、発注データ(1-2)の納品予定月が入ります。
    • 入力用タブに入っている行は、すべて CSV に入ります。前回取り込んだ行が残っていないか確認してから、次へ進んでください。
  2. メニュー「データ変換」→「発注明細CSVを書き出す」を押す

    「発注明細_入力用(DLしない)」タブを開いたまま押してください。

    メニューの「データ変換」を開くと、「発注明細CSVを書き出す」が並んでいます。

  3. CSV をダウンロードする

    会社名が ID に変わったかどうかの確認が自動で行われ、すべて通ると「CSVの書き出し」画面が出ます。「発注明細_(日時).csv をダウンロード」 を押して保存します。

    画面には「○行を書き出しました。マスタとの照合はすべて通っています。」と出ます。

    • ダウンロードが始まらないときは、画面の案内どおり「発注明細_csv出力用」タブを開いて「ファイル → ダウンロード → カンマ区切り形式」を実行してください。このタブは変換済みなので、ここから落とすのは問題ありません。
    • 変換後の中身は「発注明細_csv出力用」タブでも確認できます。発注先・発注元・倉庫が ID(英数字)に変わっています。

1-4. CSV をアプリに取り込む

操作手順

  1. 発注明細の一覧を開き、CSV を取り込む

    1-2 で作った発注データを開き、詳細の下にある「発注明細」の一覧の右下の「拡大」を押します。「発注明細一覧」の画面になるので、上の「CSV一括取込」ボタンを押し、1-3 で保存した CSV を選びます。

    画面の上にパンくず「発注データ > (発注ID)> 発注明細一覧」が出ていれば、正しい画面です。「CSV一括取込」は、上のツールバーに「CSV出力」「追加」と並んでいます。

    • 「CSV一括取込」ボタンは、この「発注明細一覧」の画面にだけ出ます。
  2. 取り込まれた明細を確認する

    発注データを開き、明細が並んでいること、発注先にメーカー名が出ていることを確認します。

    詳細の下のほうにある「発注明細」の一覧に取り込んだ明細が並び、詳細の「発注先ID」の欄にメーカー名が出ています。

    • 明細のメーカー名が空欄だったり、会社名がそのまま出ていたりする場合は、変換を通さずに取り込んだおそれがあります。下の「よくあるエラー」を見てください。

1-5. 確認を受けて、発注書を作成する(アプリ)

明細を取り込んだら、確認する人の確認を受けてから発注書を作成します。発注書を作成すると、発注のステータスが「納品前」になり、納品の操作ができるようになります。

操作手順

  1. 作成した人が「発注確認依頼」を押す

    発注データの詳細の上部にある「発注確認依頼」を押します。確認のメッセージが出るので、明細と納品予定月を確かめてから進めます。ステータスが「発注確認中」になります。

    ステータスが「発注作成中」の発注データを開くと、詳細の上部に「発注確認依頼」のボタンがあります。

  2. 確認する人が「確認」を押す

    確認する人が発注データを開き、「確認」を押して確認者を入れます。ステータスが「発注確認済み」になります。

    ステータスが「発注確認中」になった発注データを開くと、「確認」のボタンが出ます。

    • 直してほしいところがあるときは、「確認」の代わりに「差戻し」を押します。ステータスが「発注修正中(差戻し)」になるので、作成した人が直して、もう一度「発注確認依頼」を押します。
  3. 発注書を作成する

    「各帳票出力」の「発注書作成」から発注書を作成します。作成すると、ステータスが「納品前」になり、発注日にその日の日付が入ります。

発注のステータス

ステータス 意味
発注作成中 発注データを作ったところ。明細を入れている途中
発注確認中 「発注確認依頼」を押した。確認する人の確認待ち
発注修正中(差戻し) 確認する人が「差戻し」を押した。直して、もう一度「発注確認依頼」を押す
発注確認済み 確認する人が「確認」を押した
納品前 発注書を作成した。まだ何も届いていない
一部納品 一部だけ届いた
納品完了 すべての明細の納品(またはキャンセル)が終わった

発注確認済み・納品前のときは、「作成中へ戻す」で発注作成中に戻せます。


書き出しが止まったとき(黄色いセル)

会社名がマスタの表記と一致しないなど、ID に変換できない値があると、書き出しは止まり、その欄が黄色くなります。確認の画面には、止まった行・欄・値が一覧で出ます。

確認の画面には「未変換のID参照が ○ 件あります」と出ます。入力用タブに戻ると、変換できなかったセルが黄色くなっています。

  • 黄色いセルの表記を、マスタ(発注先情報マスタ・発注元マスタ・倉庫情報マスタ)に登録されている名前に合わせて直します。よくある原因は、「株式会社」の有無、言葉の間のスペースの有無、略称での入力です(全角・半角の違いと、前後の余分なスペースは自動でそろえるので、直さなくてかまいません)。
  • 直したら、もう一度「発注明細CSVを書き出す」(商品マスタなら「商品マスタCSVを書き出す」)を押します。
  • 1件でも変換できない値があると、CSV は1行も書き出されません。会社名のまま取り込まれる事故を防ぐための動きです。

よくあるエラー・困ったとき

症状 原因 対処
メニューに「データ変換」が出ない スプレッドシートの読み込みが終わっていない スプレッドシートを開き直す
「『発注明細_入力用』シートを開いた状態で実行してください」と出る 別のタブを開いたままメニューを押した 「発注明細_入力用(DLしない)」タブを開いてから押し直す
「未変換のID参照が ○ 件あります」と出て止まる 会社名などがマスタの表記と一致しない 黄色いセルを直して、もう一度書き出す
「AI自動生成に失敗しました」と出る(商品マスタ) 英語名の自動作成が一時的に失敗した 時間をおいて押し直す。急ぐときは英語名・カテゴリーを手で入れて押し直す
取り込んだ明細でメーカー名が空欄・会社名のまま 「ファイル → ダウンロード」で入力用タブを CSV にして取り込んだ 取り込んだ明細の発注先・発注元・倉庫を正しいものに直す。今後は必ずメニューから書き出す

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