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出荷(出荷データの作成から出荷完了まで)

この章でできること お客様(得意先)へ送る商品と数量を「出荷データ」にまとめ、確認を受けてから、出荷したら「出荷完了」にします。出荷完了にすると在庫が自動で減り、入出庫の履歴に「出庫」が残ります。

対象者: 商品管理担当(md dept) この操作の前に必要なこと: 出荷する商品の在庫がアプリにあること(納品で入っていること) 所要時間の目安: 約 5〜15分(明細の件数による)


全体の流れ

順番 やること 在庫の動き
① 在庫一覧で出荷する商品を選び、「出荷データを作成」を押す 変わらない
② 出荷データを開き、「出荷情報入力」で出荷先などを入れる 変わらない
③ 数量の単位(ケース単位/袋単位)を選び、明細に数量を入れる 変わらない
④ 「出荷確認依頼」を押し、確認する人が「確認」を押す 出荷予定数に積まれる(有効在庫数が減る)
⑤ 出荷したら「一括出荷」または「出荷完了」を押す 現在庫数が減る(出荷予定数からは外れる)
⑥ (海外法人向けだけ)相手に届いたら「入庫完了」を押す 移動中数が減る

在庫の3つの数

  • 現在庫数: いま倉庫にある数
  • 出荷予定数: 確認済みで、これから出荷する数
  • 有効在庫数: いま出荷に使える数(= 現在庫数 − 出荷予定数)

出荷の数量のチェックには、有効在庫数が使われます。


3-1. 出荷データを作る

操作手順

  1. 在庫一覧で、出荷する商品を選ぶ

    在庫一覧から、出荷する商品の在庫を選びます(複数まとめて選べます)。

    在庫一覧の画面は、左側に倉庫ごとのまとまりが並んでいます。各行で、商品ID・発売年月・有効在庫数などを見られます。

    • 有効在庫数が 0 の在庫はオレンジ、マイナスの在庫は赤で、商品IDの欄に色が付きます。選ぶ前に在庫を確認できます。
    • 同じ商品名でも、発売年月が違うと別の在庫です(初版と再販など)。発売年月と倉庫を確かめてから選んでください。取り違えると、在庫の無いほうから出荷したことになり、在庫がマイナスになります。
  2. 「出荷データを作成」を押す

    確認のメッセージが出るので、進めます。出荷データと、選んだ商品ごとの明細が作られます。このときの明細の数量は 0 です。選んだ状態は自動で外れます。

    「出荷データを作成」のボタンは、在庫一覧の上のツールバーにはありません。

    • 作成直後の出荷データのステータスは「出荷データ作成中」です。
    • この時点では、出荷先などはまだ入っていません。次の手順で入れます。
    • 在庫が 0 やマイナスの商品を選んでも、明細は作られます。 数量を入れる段階でチェックされます(3-2)。
  3. 出荷データを開き、「出荷情報入力」で出荷先などを入れる

    「出荷データ」の一覧から作った出荷データを開き、「出荷情報入力」を押します。入力画面で、出荷先・注文日・納期などを入れて保存します。

    「出荷情報入力」は、出荷データを開いたときに出る詳細のボタンです(ステータスが「出荷データ作成中」のときは、「出荷確認依頼」「出荷商品入力」「納期を入力」「数量単位選択」などと並んでいます)。

    • 納期は、出荷データの「納期を入力」ボタンからも入れられます。

3-2. 数量を入れる

操作手順

  1. 数量の単位を選ぶ(ケース単位/袋単位)

    出荷データを開き、「数量単位選択」でケース単位か袋単位を選んで保存します。選んだ単位は、その出荷データの全部の明細に反映されます。

    「数量単位選択」は出荷データの詳細のボタンです。押すと、単位を選ぶ画面が開きます。

  2. 明細ごとに数量を入れる

    各明細に数量(ケース単位なら「数量(ケース)」、袋単位なら「数量(袋)」)を入れます。

    出荷データの詳細の下のほうに「出荷明細」の一覧があり、各行に「在庫数」「数量(ケース)」「数量(袋)」の欄が並んでいます。

    • 出荷明細の一覧には、数量の欄の左に「在庫数」の欄があります。その在庫の有効在庫数(個数)です。0 以下のときは色が付きます。
    • 在庫数は「個」、入力する数量は「ケース」または「袋」です。1ケース・1袋の入数を掛けた個数で比べられます。
  3. 在庫を超える数量を入れると、保存できない

    入れた数量(個数に直した数)が有効在庫数を超えると、その欄に赤字でエラーが出て、保存できません。

    • 在庫が 0 の商品は、0 しか入れられません。
    • 実際には倉庫に物があるのにアプリの在庫が足りないときは、在庫の数を直接書き換えず、棚卸調整で実数に合わせてから数量を入れてください。

在庫をマイナスにして出荷することはできません

在庫がマイナスのまま残ると、ほかの出荷データの作成が止まったり、貿易資料・現在庫集計から商品が外れたりします。先に在庫を正しい数に直してから出荷してください。


3-3. 確認を受ける(出荷確認依頼 → 確認)

操作手順

  1. 作成した人が「出荷確認依頼」を押す

    出荷先・明細・数量・納期を確かめたら、出荷データの「出荷確認依頼」を押します。確認のメッセージが出るので、進めます。ステータスが「出荷データ確認中」になります。

    「出荷確認依頼」は、ステータスが「出荷データ作成中」の出荷データの詳細にあるボタンです。

  2. 確認する人が「確認」を押す

    確認する人が出荷データを開き、「確認」を押して確認者を入れます。ステータスが「出荷前」になり、「確認flg」がオンになります。

    ステータスが「出荷データ確認中」になった出荷データを開くと、「確認」のボタンが出ます。

    「確認」を押すと確認者を入れる画面が開くので、確認者を入れて保存します。

    • 直してほしいところがあるときは、「確認」の代わりに「差戻し」を押します。ステータスが「出荷データ修正中(差戻し)」になるので、作成した人が直して、もう一度「出荷確認依頼」を押します。
    • 「確認flg」は手で入れる欄ではありません。「確認」を押すと入ります。
  3. 出荷予定数に積まれる

    確認済みの出荷データの数量は、在庫の出荷予定数に積まれます。そのぶん有効在庫数が減り、ほかの出荷で同じ在庫を使いすぎないようになります。

    在庫一覧で、その商品の「出荷予定数」の列の数が増え、「有効在庫数」の列の数が減っていることを確かめられます。


3-4. 出荷完了にする

出荷データの明細をまとめて出荷完了にする「一括出荷」と、明細1件ずつ出荷完了にする「出荷完了」があります。どちらも、その明細の数量を全部出荷します。どちらのボタンも、ステータスが「出荷前」「一部出荷」の出荷データでだけ出ます。

一括で出荷完了にする

  1. 出荷データを開き、「一括出荷」ボタンを押す

    ステータスが「出荷前」または「一部出荷」の出荷データを開くと、詳細に「一括出荷」のボタンがあります。

  2. 出荷日と担当者を入れて保存する

    入力画面が出るので、出荷日と担当者を入れて保存します。

    • ここで入れた出荷日が、明細と入出庫の履歴に入ります。出荷日が空欄のときは、処理した日が入ります。
  3. 数秒待って、結果を確かめる

    保存すると、次のことが自動で行われます。数秒かかるので、少し待ってから画面を更新(右上の ↻)してください。

    • まだ出荷完了になっていない明細が、すべて「完了」になります。
    • 在庫の現在庫数が減ります。出荷予定数からは外れます。
    • 入出庫の履歴に「出庫」が明細ごとに追加されます。
    • 出荷データのステータスが「出荷完了」になります。
    • 画面を更新すると、出荷データのステータスが「出荷完了」になり、下の「出荷明細」の一覧の「出荷完了」の列が「完了」になっています。

個別に出荷完了にする

  1. 明細を開き、「出荷完了」ボタンを押す

    出荷データの詳細の「出荷明細」の一覧から明細を開き、「出荷完了」を押します。入力画面が出るので、出荷日と担当者を入れて保存します。

    出荷明細を開くと、画面の右側に詳細が出ます(詳細の題名はその出荷明細ID)。「出荷完了」は、この詳細のボタンです。

  2. 結果を確かめる

    その明細だけが「完了」になり、在庫が減ります。出荷データのステータスは、全部の明細が終わると「出荷完了」、まだ残りがあると「一部出荷」になります。

出荷データのステータス

ステータス 意味
出荷データ作成中 出荷データを作ったところ。出荷先や数量を入れている途中
出荷データ確認中 「出荷確認依頼」を押した。確認する人の確認待ち
出荷データ修正中(差戻し) 確認する人が「差戻し」を押した。直して、もう一度「出荷確認依頼」を押す
出荷前 確認済みで、出荷完了の明細が1つもない
一部出荷 一部の明細だけ出荷完了
出荷完了 すべての明細が出荷完了
移動中 海外法人向けで、すべて出荷完了(相手に届く前)
入庫完了 海外法人向けで、相手に届いた
  • 「作成中へ戻す」を押すと、ステータスが出荷データ作成中に戻ります。

3-5. 海外法人向けの出荷(移動中・入庫完了)

Tamateco韓国など、送り先に届いたときに所有権が移る出荷先は、出荷完了にしてもすぐには在庫から消さず、「移動中」として残します。どの出荷先が対象かは、出荷先情報マスタの「移動中対象」で決まります。

  1. 出荷完了にする(3-4 と同じ)

    現在庫数が減り、そのぶん移動中数が増えます。出荷データのステータスは「移動中」になります。 2. 相手に届いたら「入庫完了」ボタンを押す

    出荷データを開いて「入庫完了」を押し、確認のメッセージで進めると、移動中数が減り、ステータスが「入庫完了」になります。「入庫完了」はステータスが「移動中」の出荷データにだけ出ます。


3-6. 出荷完了を取り消す(出荷前へ戻す)

間違えて出荷完了にした明細は、出荷明細を開いて「出荷前へ戻す」を押すと、出荷前に戻せます。確認のメッセージが出るので、進めます。

  • 在庫が元に戻り(現在庫数が増える)、その明細の「出庫」の履歴が消えます。
  • 出荷データのステータスも、明細の状態に合わせて戻ります。
  • 「出荷前へ戻す」は、ステータスが「出荷完了」「一部出荷」の出荷データの明細にだけ出ます。移動中・入庫完了の出荷では出ません。
  • 販売先返品の記録がある明細は戻せません。 ボタンは出ますが、押すとエラーで止まります。

「出荷前へ戻す」は、出荷明細を開いたときに右側に出る詳細(題名はその出荷明細ID)のボタンです。


確認・注意点

  • 在庫の数(現在庫数・出荷予定数・有効在庫数)を、在庫一覧やスプレッドシートで直接書き換えないでください。 これらは出荷・納品などの処理のたびに自動で計算し直しています。直接書き換えると自動計算とずれ、有効在庫数が正しく出なくなったり、貿易資料・現在庫集計から商品が外れたりします。数が合わないときは棚卸調整で直してください。
  • 同じ商品で発売年月が違う在庫は、別の在庫です。出荷する在庫を選ぶときに取り違えないよう、発売年月を確認してください。
  • 在庫一覧で選んだまま出荷データを作れなかったときは、選んだ状態が残っていることがあります。次に作る前に、選択が残っていないか確認してください。

よくあるエラー・困ったとき

症状 原因 対処
数量を入れると赤字のエラーが出て保存できない 数量(個数に直した数)が有効在庫数を超えている 数量を在庫の範囲に直す。倉庫に物があるなら、先に棚卸調整で在庫を実数に合わせる
在庫が 0 の商品に数量を入れられない 有効在庫数が 0 のため 同上
在庫はあるのに有効在庫数が少ない ほかの確認済み(ステータスが出荷前・一部出荷など)の出荷データで出荷予定数に積まれている ほかの出荷データを確認する
「一括出荷」「出荷完了」のボタンが出ない 出荷データがまだ確認済みになっていない(ステータスが出荷前・一部出荷ではない) 「出荷確認依頼」→「確認」を済ませる(3-3)
一括出荷を押しても変化がない 裏側で処理中 数秒待って画面を更新(右上の ↻)する
「出荷前へ戻す」でエラーになる その明細に販売先返品の記録がある 担当者に相談する

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